ぽこあポケモン大ヒット!Switch2で220万本突破のスローライフゲームを体験した感想

日本文化

Switch2を買ったのは2月の終わりだった。子どもに「パパ、ぽこあポケモンやりたい」と言われ続けて、3月5日の発売日に近所のゲオに並んだ。朝8時半に行ったら、もう20人くらい並んでて。こんなに並ぶゲームは久しぶりに見たな、と思いながら待った。

任天堂が発表した数字によると、発売からたった4日間で世界累計220万本を突破したという。国内だけで100万本超え。Switch2専用タイトルとしては異例の立ち上がりだ。

a mountain in the distance

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正直、発売前は「ポケモンでスローライフって大丈夫なの?」という疑問があった。ポケモンって「捕まえてバトルする」ゲームじゃないの? と思ってたから。でもプレイしてみたら、その疑問は1時間後には消えてた。

「人間に変身したメタモン」という設定が絶妙だった

このゲームの主人公設定が面白い。プレイヤーは「人間に変身したメタモン」として、ポケモンたちと一緒に暮らす世界に放り込まれる。

最初聞いたときは「?」という感じだったけど、プレイするとこの設定がすごく活きてるのがわかった。バトルで「捕まえる側」ではなく、ポケモンと対等に暮らす存在になることで、世界の見え方が変わる。

基本的なゲームプレイはマインクラフトやあつまれどうぶつの森に近い。木を切って材料を集め、道具をクラフトして、きのみを採取してポケモンたちと分け合いながら、より良い暮らしを作っていく。

「分け合う」という要素が、従来のポケモンゲームにはなかったものだと思う。ポケモンは今まで「使役する存在」か「バトルの相手」だったけど、このゲームでは普通に一緒に暮らすパートナーになってる。

Modern spiral staircase with wooden steps inside a contemporary home.

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ポケモンごとに「好きな環境」があるのが想像以上に深い

街づくりの要素で驚いたのが、ポケモンごとに適した環境が違うということだ。ピカチュウは電気設備の近くが好き、ナマケロは日陰のある木の下がいい、水辺が好きなポケモンは池の近くに住みたがる、という感じで。

だから街を作るとき、ただ建物を置くだけじゃなくて「誰がここに住むか」を考えながらレイアウトを決める必要がある。これが思ったより楽しい。建築ゲームとしての奥行きがある。

コーエーテクモゲームスとの共同開発というのが、ここに活きてるんだと思う。ゲームフリーク単独では出てこなかった発想がある。

現実の時間と連動するシステムについて

ゲーム内時間が現実世界と連動してるのは、最初ちょっと困惑した。夜にプレイしようとしたら、ゲームの中も夜で、ポケモンたちがもう眠ってるんだ。

「え、夜はあんまりやることないの?」と思ったけど、夜限定のイベントや夜行性のポケモンとの交流があって、逆に朝早く起動すると朝限定の活動があったりする。これが、生活リズムとゲームを自然に連動させてくる。

子どもが「今日学校から帰ってきたら一緒にやろう」と言うようになった。放課後にポケモンたちと合流する感覚、という感じ。悪くないな、と思った。

天候も現実と連動してる。雨の日にゲームを起動すると、ゲームの中でも雨が降ってる。これは単純なんだけど、没入感を高めてる。確かこのシステム、どうぶつの森でもあった気がする。あっちは季節連動だったかな。

「ちょっぴりかわった姿のポケモン」の謎

事前情報にあった「ちょっぴりかわった姿のポケモン」について。これはネタバレになるから詳細は書けないけど、従来のポケモンファンなら「おお!」となる仕掛けがある。

僕はポケモンを初代からやってるわけじゃなくて、日本に来てから少し知った程度なんだけど、それでも「なるほど」と思うような設定になってた。長年のファンなら感慨深い部分があると思う。

4人マルチプレイが想像以上に楽しかった

最大4人で遊べるマルチプレイは、一人プレイとはまた違う体験だった。

近所の友人家族と一緒にやってみたら、それぞれが別エリアを担当して特色のある街区を作り始めた。片方の家族は水辺エリアを担当して池や川を整備して、うちは丘の上のエリアに木をたくさん植えた。全体を俯瞰すると、一人では作れないスケールになってて面白かった。

ただ、Switch2を複数台持ってないと一緒にできないのは少し敷居が高い。価格は8,980円と高めなのも含めて、すでにSwitch2を持ってる人向けのゲームだなとは思う。

正直な評価——誰に向けたゲームか

220万本ヒットに納得できるか、というと、納得できる部分とそうでない部分がある。

納得できる部分:マイクラ・あつ森・牧場物語が好きな人には完全にハマる。ポケモンというIPの親しみやすさが強い武器になってる。Switch2の性能が活きたグラフィックとロード時間の速さは体感として違う。

注意が必要な部分:従来のポケモンゲームのバトル要素を期待してる人は完全に別物と思った方がいい。戦いよりも「暮らす」ゲームだから。あとは現実時間連動がライフスタイルによっては不便に感じる人もいるかもしれない。

個人的には「Switch2を買う理由のひとつになるゲーム」だと思ってる。このゲームのためだけでも本体を買う価値があるかどうか、と聞かれたら「あると思う」と答える。子どもが毎日楽しそうにやってるのを見ると、8,980円の元は十分取れた気がしてる。

今後のアップデートで新しいポケモンや機能が追加されるなら、長く遊べるゲームになりそうだ。ポケモンシリーズが新しい方向に踏み出した作品として、記憶に残ると思う。

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