2026年4月値上げで月7,400円負担増?3年住んでわかった本当にキツい対策

日本情報

今月の食費の明細を眺めてたら、3月だけで去年の同じ月より6,400円多く使ってた。え、そんなに?と思って一品ずつ確認したら、マヨネーズが78円上がって、食用油が90円上がって、カップ麺が30円上がって……全部で「少しずつ」なんだけど、合計するとこうなる。

で、これが4月からさらに上がるという話。第一生命経済研究所の試算では、4人家族で年間8.9万円の負担増になるという。月割りすると約7,400円。九州に引っ越してきて10年以上になるけど、ここまで一気にくるのは正直しんどい。

people walking on market during daytime

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食品3,593品目の値上げが4月に集中する理由

2026年1月から4月の累計値上げ品目数は3,593品目で、そのうち2,278品目が4月に集中する。平均値上げ率は約14%。

なんで4月に集中するのか。企業側の事情として、日本は4月始まりの会計年度だから、コスト転嫁を年度替わりのタイミングに合わせやすい。消費者への「通知しやすさ」もある。まとめて上げた方が説明しやすいんだろう。企業側の都合とはいえ、受け取る側としてはキツいタイミングだ。

特にヤバいのが調味料だ。1,603品目が対象。味の素はマヨネーズ21品を6〜10%値上げ、キユーピーはマヨネーズ・ドレッシング類を約4〜18%値上げ。ケンコーマヨネーズは約760品目を1〜25%値上げ。もはやマヨネーズ業界全体が上がる。

うちはマヨネーズをかなり使う。炒め物にも使うし、サラダにも。先週、業務スーパーで大容量のやつを2本まとめ買いしといた。正解だったかどうかは来月わかる。

酒類・飲料も882品目が対象。サントリーのウイスキーは2〜20%アップ。加工食品は947品目で、日清食品のカップ麺約170品目が5〜11%値上げになる。カップ麺は忙しい夜の定番だったのに、これも地味にきつい。

Elderly couple looking at bills and phone

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電気代の補助金が3月で終わる、これが本当に痛い

電気・ガス料金の政府支援が2026年3月末で終了する。東京電力の場合、前月比で約822円上がる見込み。

うちは電気代が月だいたい9,000〜10,000円くらいで推移してた。そこから800円以上上がるのか。年間にすると約9,800円の増加。マジかよ、と思った。

ガス代も原油価格の影響で月300〜500円上がると言われてる。光熱費だけで合計すると月1,300〜2,500円の負担増になる計算だ。これを12ヶ月積み上げると1万5,000〜3万円。数字にするとリアルに重い。

去年の夏、エアコンの設定温度を29度にして節約してたら、ある日めまいがして地元のクリニックに駆け込んだことがあった。先生に「熱中症の一歩手前ですよ」と言われて、それ以来節約の限度というものを学んだ。今年は電気代が上がっても、エアコンだけは妥協しないつもりでいる。

値上げの原因は何なのか調べてみた

なぜこれだけ一斉に値上がりするのか、背景を調べてみた。

値上げの主因として、原材料高が99.9%、人件費が66.0%(過去最高)、物流費が61.8%という数字が出てる。原材料高がほぼ100%というのは、企業側もギリギリのところで耐えてきて、もう無理という状況なんだと思う。

人件費の上昇は、働く側としては本来歓迎すべきことだ。でも商品価格に反映されると複雑な気分になる。恩恵を受けながら同時に痛みを受けてる。

物流費の上昇は、運送業界の2024年問題が影響してる。ドライバーの労働時間規制が強化されて、以前より効率よく配送できなくなった。これも仕方ない面はあるけど、消費者の財布には直撃する。

国民年金保険料の引き上げも地味に重い

2026年度の国民年金保険料は月額17,920円。前年度の17,510円から410円の引き上げ。年間だと約4,920円の負担増だ。

食品値上げ、光熱費上昇、年金保険料引き上げ。全部合計すると月7,400円というのが、確かに現実的な数字だなと思う。たばこを吸う人はさらに加熱式たばこの値上げが1箱20〜40円。2026年4月に第一弾、10月に第二弾があるから、喫煙者はさらにきつい。

この3ヶ月間、節約をいろいろ試してみた話

4月に向けて、2月から対策を試してきた。効果があったものとそうでなかったものを正直に書く。

まとめ買い+作り置きは想像以上に効いた。週1回、土曜午前中を料理時間に充てて、5〜6品の常備菜を作る。これで「仕事帰りにコンビニに寄る」習慣がなくなった。コンビニって、1回寄ると必要ないものまで500〜800円使ってしまう。それが消えるだけで月に換算すると相当違う。2月〜3月の2ヶ月で食費が月平均7,800円下がった。4人家族でこれは大きい。

ただ、土曜午前が完全に料理時間になるのはキツい。家族から「土曜くらいゆっくりしたい」という声も出た。…いや、でも節約と自由時間のバランスは難しい問題で、どっちが正解かはわからない。とりあえず続けてみる。

assorted plastic packs on white shelf

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プライベートブランドへの切り替えは思ったより効いた

調味料・冷凍食品・パン類をPB商品に切り替えたら、月1,500円くらい浮いた。最初は品質が不安だったけど、実際使ってみると全然問題ない。むしろセブンプレミアムの一部商品は、ナショナルブランドより好きだと思うものもある。

通信費の見直しも大きかった。大手キャリアから格安SIMに変えて、家族4人分で月2,400円削減。年間28,800円。これは一度やれば継続的に効果が出るから、コスパ最高の節約だと思う。

ふるさと納税は値上げ前に日用品を確保する手段になる

ふるさと納税を活用して、値上げ確定の日用品を先に確保する戦略も始めた。ティッシュ・トイレットペーパー・洗剤は多くの自治体が返礼品として用意してる。

3月に宮崎県の自治体からトイレットペーパー96ロールを返礼品で受け取った。通常だと4,800円相当が実質2,000円の負担で手に入る。大王製紙のエリエールが10%以上値上がりすることを考えると、今のうちに確保しておくのは理にかなってる。

課税最低限の引き上げという小さなプラス材料

値上げの話ばかりになったが、プラスの変化もある。課税最低限が160万円に引き上げられる予定だ。パートタイムで働いてる人は税負担が軽くなる可能性がある。

うちには直接関係ないけど、周りで就業調整してる人には朗報だと思う。ただ、7,400円の月間負担増を相殺できるかというと、全然足りない。あくまでプラス材料の一つだ。

10年以上住んでわかった、日本の値上げとの向き合い方

日本は値上げに対して消費者も企業も慎重な文化がある。アメリカにいたころは、カフェのコーヒーが翌月から50セント高くなることなんて珍しくなかった。でも日本は「なるべく据え置く」という姿勢が続いてきた。

だから今回の規模の値上げは、長年の「据え置き文化」の反動でもある。物価が上がってなかった分、一気に来てる感じだ。

個人的に学んだのは、節約だけに集中しすぎると生活の質が落ちて、精神的に疲れてくるということ。固定費を削って変動費は優先順位をつける、というのが長続きするやり方だと思ってる。

とりあえず4月まであと数日。値上がり前に買い込めるものは買い込む。そしてあとは少しずつ対策していくしかない。7,400円の壁、乗り越えられるかはわからないけど、知ってるのと知らないのでは違う。

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