今日が一番つらい帰り道──GW2026 Uターンラッシュ5月4日のリアルと、渋滞を少しだけマシにする話

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今この記事を開いたあなた、もしかして今まさに渋滞の中にいる?

スマホの画面を見ながら、窓の外はブレーキランプの赤い列。カーナビは「到着予定:21時47分」なんて表示している。出発したのは14時なのに。そんな状況で、この記事にたどり着いた人が何人いるだろうか。

わかる。

2026年のGW、5月4日(月・みどりの日)は上り線のUターンラッシュが最もきつい日だ。NEXCO東日本とNEXCO中日本の渋滞予測によれば、この日だけで渋滞発生件数は94件以上に達すると見込まれている。おまけに今年はメイストームまで重なった。雨の中の渋滞、しかもGW最終盤。こんな組み合わせ、本当に最悪だと思う。

この記事では、今日の渋滞を時間帯ごとに追いながら、現実的に「少しだけマシにする」方法を書いていく。魔法みたいな解決策はない。でも、知っているのと知らないのとでは、車内の気持ちがちょっと違う。

an aerial view of a city with tall buildings

Photo by K. K. Yam Amot on Unsplash

GW2026 Uターンラッシュ5月4日の午前中(〜11時):まだ動いてる、今のうちに

朝9時、10時台はまだなんとかなる。渋滞が完全に固まる前の「隙間」の時間帯だ。

関越道の上り線は、この時間は高坂SA付近でいくらか詰まる程度。中央道も小仏トンネルの手前でじわじわ混み始めるが、まだ「流れている」と言っていい状態だ。11時を過ぎると話が変わってくるので、「今日帰ろうか、明日にしようか」と迷っている人は、今すぐ出発するのが正解だ。

午前中に出れば関越・中央道もまだ抜けられる

関越道の場合、10時台に花園インターを通過できれば、その後の渋滞に飲み込まれるリスクがかなり下がる。逆に11時以降の合流は、坂戸西SIC付近からずっと詰まる可能性が高い。

中央道は相模湖インター〜小仏トンネル間がネック。この区間は山岳地形で道幅も狭く、ちょっとした速度差が後ろに波及して渋滞を作りやすい。午前中でも混みやすい区間なので、10時台のうちにここを通り抜けられるかどうかが、帰宅時間を大きく左右する。

去年のGWに、同じような状況で迷った末に「もう少し待ってから出発しよう」と判断した友人がいた。結局出発が13時になって、小仏トンネルで2時間以上動かなかった。「あの時素直に朝出ていれば」と、今でもたまに話題になる。

GW2026 Uターン渋滞の昼(11〜14時):渋滞が本格化し始める

11時を過ぎると、状況が変わってくる。観光地の駐車場から出てきた車、チェックアウトした宿泊客、「午前中は一休みして昼から帰ろう」と思っていた人たち。みんなが同じタイミングで高速に乗り始める。

この時間帯に出発するなら、「渋滞の中を走ること」を最初から覚悟した方がいい。それでも「止まるよりはマシ」という状況が続く。問題は午後だ。

中央道・小仏トンネルが詰まる理由

小仏トンネルが渋滞するのは、毎年のことなのに毎年同じ場所で詰まる。なぜかというと、トンネルに入る手前で自然に速度が落ちるからだ。

人間は暗い空間に入るとき、無意識にブレーキを踏む。トンネルの入り口で少しだけ速度が落ちる。後続車もブレーキを踏む。これが後ろに向かって伝播して、気づいたら数十キロ先まで渋滞になっている。「ファントム渋滞」と呼ばれる現象だ。事故も工事もない。ただトンネルがあるだけで渋滞が生まれる。

これを知っていると、「なんで詰まってるんだよ」という怒りが少し和らぐかもしれない。…いや、やっぱり和らぎはしないか。でも、「ここが通れればあとは流れる」という見通しは立てやすい。

A street filled with lots of traffic next to tall trees

Photo by Natural Photos on Unsplash

GW2026 Uターン渋滞の午後(14〜17時):今日の最悪タイム

つらい。

14時から17時は、今日のUターンラッシュで最も混雑する時間帯だ。この時間に高速に乗ってしまったなら、覚悟を決めるしかない。

関越坂戸西SIC・中央道それぞれ最大30kmの渋滞

NEXCO東日本の予測では、関越道の上り線は15時頃に坂戸西SIC付近で最大30kmの渋滞が発生するとされている。中央道も、16時頃に小仏トンネル付近で最大30kmに達する見込みだ。

30kmというのはどのくらいかというと、止まったり動いたりの状態で通過するのに2時間〜2時間半かかる。その間ずっと車の中だ。子どもがいる家庭は特に大変だと思う。

この時間帯に「渋滞情報アプリ」を開いても、見るたびに渋滞が伸びていることに気づいて余計にストレスになる。知ってはいても、やっぱり見てしまうんだよな。

メイストームの雨が渋滞をさらに悪化させる

今年は特に条件が悪い。5月3日から4日にかけて、メイストームが日本列島を直撃している。大雨と強風が続いており、5月4日の帰省ラッシュはこの影響をもろに受ける形になった。

雨天時の渋滞は、晴天時と比べて約20〜30%悪化する。理由はいくつかある。視界が悪くなることで走行速度が自然に落ちる。路面が濡れているので車間距離を広く取る必要がある。雨を嫌って高速を避けていた車が逆に集中することもある。

強風の影響もある。特に橋やトンネル出口など、横風を受けやすい区間では速度規制が入ることがある。これも渋滞の原因になる。気象庁は今日の午後、東海から関東にかけて強い風と大雨への注意を呼びかけている。

ワイパーを動かしながら、前が見えない中で渋滞にはまる。これは精神的にも体力的にも消耗する。適度に休憩を取ることが、事故防止の意味でも重要だ。

夕方以降(17時〜):あきらめて「渋滞の中で過ごす技術」

17時を過ぎても渋滞が解消されないなら、その渋滞を「やり過ごす」方向に切り替えた方がいい。抗っても消耗するだけだ。

SA・PAの賢い使い方

渋滞中のSA・PAは混雑している。それはわかっている。でも、入口から最初に出てくるSAではなく、「2つ目以降」のSAに入ると比較的空いている場合が多い。

多くのドライバーは「渋滞が解消されたタイミング」でSAに入ろうとするか、「渋滞に入る直前」に立ち寄ろうとする。その結果、渋滞の直前・直後のSAが最も混む。逆に言えば、渋滞の「真っ只中」にあるSAは意外と空いていることがある。

トイレだけならさほど時間はかからない。食事をとりたいなら、15分以上の時間を見ておく。でも渋滞の中で15分止まっていても、進める距離はたかが知れている。SA・PAでの休憩は時間的なロスになるどころか、気分転換という意味では「プラス」だと思う方がいい。

車内を快適にする小ネタ

渋滞の中でずっとラジオや音楽だけ聴いているのは、長時間になると飽きる。いくつか「車内コンテンツ」を準備しておくと、気持ちが全然違う。

子どもが乗っている場合は、普段は禁止にしているゲームや動画を「渋滞中だけ特別OK」にすると、意外と静かになる。大人だけなら、普段は聴けない長尺のポッドキャストやオーディオブックがいい。通常の音楽よりも「ながら聴き」に向いていて、気づいたら時間が経っていることがある。

車内の温度管理も大事だ。外が雨だと窓を開けられないので、エアコンを「除湿モード」にして湿度を下げると快適さが増す。乾燥した空気の中より、じめじめした状態の方が疲れる。飲み物は水かお茶系を多めに用意しておくといい。甘い飲み物ばかり飲んでいると眠くなる。

5月5日(明日)のGW Uターン渋滞も要注意

今日の渋滞が嫌になって「明日帰ろう」と判断した人もいるだろう。その判断は理解できる。ただ、5月5日(火・こどもの日)も上り線の渋滞は続く見込みだ。ピークは4日より少し落ちるものの、決して「快適に帰れる」わけではない。

5月5日の渋滞予測では、関越道・中央道ともに午後の時間帯に20km超の渋滞が発生すると見られている。「みんなが5日に延ばした」分、5日の混雑が増す可能性すらある。

交通量が落ち着くのは5月6日(水)以降だ。6日は仕事始めの人も多く、そもそも帰省している状況ではない。6日の朝時点では、ほぼ通常の交通量に戻ると予測されている。もし本当に柔軟に動けるなら、6日の早朝に帰るのが最もスムーズだ。ただ、それは多くの人にとって現実的ではないと思うけど。

あと一点。GW期間中はETC割引・休日割引は適用されない。これを忘れて高速を使うと、料金計算が狂う。念のため確認しておきたい。

a car driving on a road next to the ocean

Photo by Nopparuj Lamaikul on Unsplash

そもそも今年のGW2026はなぜこんなに渋滞するのか

「毎年GWは混むじゃないか」と思うかもしれない。そうなんだけど、今年はいくつかの条件が重なって特に混雑が予測されている。

5連休後半型の構造的な問題

2026年のGWは、後半の5連休(5月2日〜6日)に交通が集中する構造になっている。5月1日は平日のため、多くの人が実質的に2日(土)から6日(水)の帰省スケジュールを組んでいる。

この場合、Uターンのピークは「連休最終日の2日前」に当たる。つまり5月4日だ。「最終日ギリギリには帰りたくない」という心理が働くので、4日に帰ろうとする人が集中する。

さらに、コロナ禍の制限が完全になくなってから2〜3年が経ち、遠方への帰省や旅行が完全に戻ってきた。飛行機や新幹線の指定席はすでに満席に近い状態なので、車で帰らざるを得ない人が高速道路に流れてくる。

加えてメイストームだ。飛行機の遅延・欠航が出ると、その分が高速に回ってくることもある。今年は条件が重なりすぎた。

…でもまあ、これは毎年「今年は特に悪い」と言い続けているような気もする。GWとはそういうものなのかもしれない。

よくある質問(FAQ)

Q: GW2026のUターンラッシュで一番混む日はいつですか?

A: 上り線のピークは5月4日(月・みどりの日)です。関越道と中央道でそれぞれ最大30kmの渋滞が予測されており、特に午後14時〜17時が最悪の時間帯となる見込みです。5月5日も引き続き渋滞が続くため、完全に落ち着くのは5月6日以降になります。

Q: GW2026の5月4日、高速道路の渋滞を避けるには何時に出発すればいい?

A: 午前10時以前の出発が最も効果的です。11時を過ぎると渋滞が本格化し始め、14時〜17時はピーク帯となります。どうしても午後しか出発できない場合は、20時以降に出発すると渋滞がある程度解消されている可能性があります。

Q: メイストームは渋滞にどう影響しますか?

A: 雨天時の高速渋滞は、晴天時と比べて約20〜30%悪化します。視界不良による速度低下と車間距離の拡大が主な原因です。今年のGW後半はメイストームが直撃しているため、渋滞の長さ・時間ともに例年より厳しい状況が予想されます。

Q: SAやPAが混んでいる場合はどう対処すればいいですか?

A: 最初に見えてくるSAではなく、その次・さらに次のSAを狙うと比較的空いていることが多いです。渋滞の入り口付近と出口付近のSAが最も混雑するため、渋滞の「中」にあるSAの方が穴場になる場合があります。

Q: GW期間中はETC割引は使えますか?

A: GW期間(2026年4月29日〜5月6日)はETC休日割引の対象外です。通常料金での通行となります。事前にルートごとの料金を確認しておくことをおすすめします。

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