今スマホでこの記事を開いたあなた、GWの予定もう決まってる?
正直、「まだ何も決めてない」という人が今の時期はいちばん多いと思う。でも旅行するなら宿の予約はもう待ったなしだし、「今年はどうしようかな」とぼんやり考えているうちに連休はあっという間に来る。
僕も毎年この時期になってから「あ、GWどうしよう」と焦るタイプなのだが、今年こそ早めに動こうと思って調べてみた。日程の確認から混雑予測、お得な過ごし方まで整理したので、まだ決めていない人は参考にしてほしい。
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2026年GWはいつからいつまで?日程をまず整理する
毎年「GWっていつからいつまでだっけ?」となる人は多いはずだ。2026年のゴールデンウィーク、正確に言うとこうなる。
まず4月29日(水曜日)が昭和の日。ここが「前半の単独祝日」だ。4月30日(木)と5月1日(金)は通常の平日で、5月2日(土)から5月6日(水)が後半4〜5連休の塊になる。内訳は、5月3日(日)憲法記念日、5月4日(月)みどりの日、5月5日(火)こどもの日、5月6日(水)が振替休日だ。
つまり2026年のGWは典型的な「飛び石」パターン。4/29だけ休みで、30日と1日は普通に仕事という構成になっている。これが若干しんどい。
有休を2日使うと8連休になる仕組み
ここが今年のGWで一番重要なポイントだと思う。4月30日(木)と5月1日(金)の2日間を有給休暇にすると、4月29日(水)から5月6日(水)まで一気に8連休になる。
さらに言えば、5月7日(木)・8日(金)も有休にすれば10連休、5月11日(月)まで休めば理論上は12連休も実現できる。ただ現実的には、有休をそこまで一気に取れる環境の人はそう多くないだろう。まず現実的な目標として「有休2日で8連休」を頭に入れておくといい。
JTBが発表した2026年GW旅行動向予測によると、今年の旅行者数は2,447万人(前年比+1.9%)。海外旅行者数は57.2万人で前年比8.5%増という予測が出ている。連休の長さ次第で海外旅行の需要も大きく変わるようで、有休を絡めた長期連休を狙う人が増えている傾向だ。
国内旅行 vs 海外旅行:どっちがコスパいい?
GWの旅行を考えるとき、まず「国内か海外か」という選択が来る。費用感は大きく違う。
国内旅行:1人平均46,000円、1泊2日が増えてきた理由
JTBの予測では、国内旅行の1人あたり平均費用は46,000円。前年より若干減少傾向にあるのは、物価高の影響で「節約しながら旅する」スタイルが増えたからだ。宿泊日数で見ると1泊2日が全体の39.9%で最多、前年より6.4ポイント増えた。短期・近距離・コスパ重視という方向にシフトしている。
宿泊場所で目を引くのは「実家・親族の家」が20.1%に達していること。これも前年比で増加している数字だ。ホテル代が上がっているなかで、実家帰省を兼ねることで旅行費用を抑えるスタイルが増えているのだと思う。僕の周りでも「GWは実家に帰るだけ」という人は多い。
海外旅行:釜山が穴場1位の理由
海外旅行の1人あたり平均費用は329,000円(前年比+2.2%)。円安の影響があるにもかかわらず海外旅行者数が増えているのは、「どうせ旅行するなら思い切って行く」という層と、「安く行ける国」を選ぶ層に分かれているからだろう。
コスパで選ぶ海外旅行先として、各種メディアが今年の穴場1位に挙げているのが韓国・釜山だ。フライト時間が短く(約1時間半)、物価も比較的安い。ソウルほど混んでおらず、食事・温泉・ショッピングが揃っているという評判がある。穴場2位は仁川(空港アクセスがいい)、3位はマニラ(5つ星ホテルが安く泊まれる)という調査もあった。
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混雑ピークはいつ?5月2日(土)が最悪という話
GWの計画を立てるうえで避けて通れないのが混雑の話だ。飛び石連休の今年、移動が後半に集中するのはほぼ確実だ。
NEXCO等の交通情報をもとにした渋滞予測では、最も混雑する日は5月2日(土曜日)の下り線。最も空いている日と比べると、渋滞の規模は約7倍になるという予測が出ている。マジか、と思うが、これが現実だ。
帰省ラッシュ(下り方向)は5月2日〜3日に集中し、Uターンラッシュ(上り方向)は5月4日〜5日になる見込みだ。新幹線・飛行機も当然この時期は混む。前半(4/29の単独祝日周辺)が比較的空いているのは、そもそも連休になっていない人が多いからだ。
渋滞を避けるなら前半(4/29)か5/6以降
混雑を避けた旅行を考えるなら、4月29日の単独祝日に近い日程で動くか、連休末の5月6日以降に移動するのが現実的だ。前半に有休をとって4月28日〜30日を旅行日にすれば、ほとんど通常週末程度の混雑で済む。
宿の料金も混雑ピーク日(5/3〜5/5)と比べると前半や5/6前後は安くなる傾向がある。「混みたくない、高いのも嫌」という人は前半移動一択だと思う。
節約派に知ってほしい「旅先バイト」という選択肢
今年GWで話題になっているのが「旅先バイト」というスタイルだ。旅行先でアルバイトをしながら観光もする、という新しい旅の形で、「おてつたび」というサービスが若い世代を中心に注目を集めている。
農家の繁忙期手伝い、宿のスタッフ、観光施設のサポートなど、受け入れ先のニーズとマッチした短期労働をしながら、宿泊費を浮かせたり地域体験をしたりする仕組みだ。物価高で旅行費用が上がるなか、旅費を現地で稼ぎながら旅するという発想は合理的ではある。完全な観光とは違うが、「旅行費用が出せないけど旅はしたい」という層には刺さっている。
人気スポット別:ネモフィラ・ディズニー・沖縄の混雑予測
どこへ行くか迷っている人向けに、定番スポットの状況を簡単に整理しておく。
茨城・国営ひたち海浜公園のネモフィラはGW前後が見頃のピークで、毎年大混雑になる。今年も同様だ。ただ、「福島+茨城」「山形+福島」といった周遊ルートが注目されており、ネモフィラを組み込んだ旅行プランが人気になっている。ネモフィラの青の絨毯は本当にきれいだが、GW最盛期の混雑は相当なものなので、早朝入園か平日を選ぶのが吉だ。
東京ディズニーリゾートはGW中は終日最高レベルの混雑になる。これは毎年変わらない。近年は入場券が日付指定型になっているため、計画なしでは行けない。早めに日程を決めて購入するしかない。
沖縄はGW中の気温がすでに夏日になることが多く、海水浴も始まる時期だ。フライト・ホテルともに価格が高騰しやすいが、人気は揺るぎない。
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「家でGW」という選択肢を真剣に考えてみた
毎年GWになると「旅行しなきゃ損」みたいな空気があって、なんとなく焦る。でもよく考えると、「人が全員どこかへ行こうとしている時期に、あえて都市部や自宅に残る」というのは案外快適だったりする。
東京でいえば、GW中は居住者が郊外や地方に出ていくため、普段混んでいる飲食店や美術館が比較的空く。美術館・博物館の特別展、映画、ゆっくりしたい読書や料理。年に何度もない「どこにも行かなくていい長い連休」として使うという選択は、実は悪くない。
「旅行しないと損」という感覚は幻想で、「自分が何をしたいか」に正直になればいい。移動と宿泊に10万円使うより、近所のちょっといいレストランを毎日違う店に行くとか、そういう使い方もあると思う。…いや、これは言い訳かもしれない。でも本気でそう思う年もある。
まだ間に合う宿の探し方・予約のコツ
もし旅行すると決めたなら、宿の予約は早いほどいい。GW直前の人気宿は売り切れるか、残っていても割高な部屋しかない状態になりやすい。
じゃらん・楽天トラベル・一休などの予約サイトで「GW期間 ○○」と検索すると残室状況がわかる。価格比較サイトを使うと同じ宿でも数千円差が出ることがあるので、複数サイトで確認するのが基本だ。
穴場の見つけ方としては、「交通が不便な宿」「駅から遠い」「宿泊人数が少ない(1〜2名)」の条件で絞り込むと空いている宿が出やすい。GWは家族連れが多いため、ソロ・カップル向けの小規模な宿は比較的取りやすい傾向がある。
今年のGWまでまだ3週間ある。今すぐ決めれば選択肢はまだある。後で後悔しないように、今日中に「行く・行かない」だけでも決めておくといいと思う。


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