「なんか今年は特にひどくない?」と外国人の友人から連絡が来た。彼女、去年まで花粉症なんてなかったのに今年初発症したらしい。日本に来て4年目。ここまで症状がなかったのに、今年から急にひどいと言ってる。
これ、外国人あるあるなんですよ。母国では全く症状がないのに、日本に来て2〜3年後に突然発症するパターンが多い。2026年のスギ花粉飛散量は前年比120〜150%という数字が出ていて、今年初めて症状が出た人がいても不思議じゃない。3月下旬の今はまさにピーク期間だ。
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日本の花粉症がなぜ「生物兵器レベル」と言われるのか
アメリカ人の友人が「日本の花粉は生物兵器レベル」と言っていたのを笑えないほど、本当にひどい。日本人の約40%、4,000万人が花粉症患者と言われていて、これ、もう社会問題だ。
主犯はスギ(cedar)とヒノキ(cypress)。特にスギ花粉の飛散量が異常に多い。戦後に植林されたスギが今の時期に大量の花粉を出してる。韓国や中国本土と比較しても日本のスギ花粉の量は別格で、在日2〜3年後に感作して発症するケースが多い。
2026年は特に要注意な理由
東京・関東のピーク期間は2月下旬〜4月上旬。4月にはヒノキ花粉も加わってダブル攻撃になる。今年は例年より飛散開始が1〜2週間早まっていて、今この記事を読んでいる時点ですでに苦しんでいる人も多いはずだ。
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ドラッグストアで今すぐ買える薬
日本のドラッグストアは本当に便利で、処方箋なしで効果の高い薬が買える。病院に行くのがハードルが高いと感じてる人もいると思うから、まず市販薬から始めるのが現実的だ。
これだけ覚えておけばいい内服薬
アレグラFXが個人的には第一のおすすめ。成分のフェキソフェナジン60mgは世界共通の成分で、眠くなりにくいから仕事中でも使いやすい。1日2回飲むだけ。28錠で1,800円前後。
クラリチンEXはロラタジン10mgが主成分で、1日1回でいい。10錠1,200円前後。忙しい朝に飲み忘れを防ぎやすい。眠気もほぼない。
他にもアレジオン20やストナリニZなんかもあるけど、初めてなら素直にアレグラかクラリチンから始めるのが無難だと思う。
鼻づまりには点鼻薬、目のかゆみには目薬
夜眠れないほど鼻が詰まる時は「ナザールスプレー」が即効性がある。ただし1日3回まで——使いすぎは禁物だ。目のかゆみには「アレジオン点眼液」がよく効く。バッグに1本入れておくと外出先でも助かる。
日本語に自信がなくても薬局で買える
「花粉症の薬を探しています」って言うか、「カフンショウ ノ クスリ オ サガシテイマス」と言えば大抵通じる。スマホで商品名の画像を見せても大丈夫。マツモトキヨシやウェルシアみたいな大型店には英語対応スタッフがいることもある。花粉症の薬は第2類医薬品だから薬剤師への相談は必須じゃなく、セルフで買える。
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市販薬で効かない時は耳鼻科へ
耳鼻科(じびか)かアレルギー科を受診すれば、市販薬より強力な薬が処方される。ザイザル、アレロック、デザレックスなど。保険証があれば3割負担。なくても初診で5,000〜8,000円程度。
病院で使える便利なフレーズ:「花粉症だと思います」「鼻水とくしゃみがひどいです」「目がかゆいです」——これだけ言えれば診察は受けられる。
長期的には舌下免疫療法という根本治療もある。シダキュアやミティキュアを2〜3年続けると体質改善を目指せる。7〜8割の人が改善するらしい。ただし花粉シーズン中(2〜4月)は開始できないから、5月以降に相談を。マジか、治る可能性があるのか、と思って調べたら意外と多くの人が改善してる。
薬以外の対策で体感が変わること
マスクは当然として、花粉対策メガネも効果的。日本では電車でもカフェでもメガネ着用が普通だから、恥ずかしがらずに使っていい。コートはウール素材が最悪——花粉がびっしりつく。ツルツルした素材を選んだ方がいい。帰宅したら玄関で服をはたいて、すぐ手洗い・洗顔・うがいが基本中の基本だ。
室内干しと空気清浄機はマジで効果ある。HEPAフィルター付きなら花粉の99%以上をキャッチしてくれる。起きた時の目のかゆさが全然違う。
花粉情報のチェック習慣をつけよう
ウェザーニュースの花粉レーダーやYahoo!天気の花粉情報は今すぐスマホに入れておくといい。環境省の「はなこさん」サイトも詳しい情報が載ってる。花粉が多く飛ぶのは午前10時〜午後2時。この時間帯の外出はなるべく避けるか、完全防備で臨もう。


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